社長メッセージ

株主の皆さまへ

社長?CEO 貸谷 伊知郎

拝啓 平素は格別のご高配を賜り、厚く御禮申しあげます。
第101期上半期(2021年4月1日から2021年9月30日まで)の事業內容をご報告するにあたりまして、ご挨拶申しあげます。

まず初めに、新型コロナウイルス感染癥により、世界各國でお亡くなりになられた皆さまに謹んでお悔やみを申しあげますとともに現在も闘病中の皆さまに心よりお見舞いを申しあげます。また、醫療関係をはじめ命と生活を守るために最前線でご盡力されている皆さまに心からの敬意を表します。

さて、豊田通商グループの當上半期の業績につきましては、売上総利益は3,634億円、営業活動に係る利益は1,494億円となりました。また當期利益(親會社所有者帰屬)は前年同期比859億円増益の1,275億円となりました。なお、4月28日に公表しました通期業績予想に関し、當上半期の実績及び今後の見通しを踏まえ、10月29日に業績予想と配當予想の上方修正を実施しております。

この結果、配當金につきましては、中間配當金は當初予想の60円から10円増配の1株當たり70円とし、支払開始日を11月26日とさせていただきました。また、期末配當金も當初予想の60円から10円増配の70円へ上方修正しており、これにより1株當たりの年間配當金は前事業年度に比べて28円増配の140円となる見込みです。

豊田通商グループは、2021年4月1日に、「未來の子供たちへより良い地球環境を屆ける」というミッションの下、全社橫斷組織となるカーボンニュートラル推進タスクフォースを設立し、産業ライフサイクルを通じて溫室効果ガス(以下GHG)排出削減に貢獻する事業を、全社レベルで加速?推進しています。そして7月には、サステナビリティ重要課題(マテリアリティ)として掲げる「脫炭素社會移行への貢獻」に向けた具體的な方針として、豊田通商グループの事業活動を通じたGHG排出量を削減し、2030年に2019年比50%削減すること、2050年には実質カーボンニュートラルとする目標を策定しました。

カーボンニュートラルは企業が果たすべき責任であるだけでなく、企業の將來の成長を二分するリスクであり、新たなビジネスチャンスでもあります。豊田通商グループは、GHGを排出しない再生可能エネルギー事業に積極的に取り組み、世界の脫炭素化をリードしていくとともに、エネルギー移行に欠かせないバッテリーの供給、循環型靜脈事業、バッテリーの3R(リビルト?リユース?リサイクル)、水素?代替燃料事業など、GHGの削減に資する事業を積極的に伸ばすことで、世界の脫炭素社會への移行に貢獻していきます。

豊田通商グループをご理解いただき、ご支援くださっている株主の皆さまに心より感謝申しあげますとともに、今後とも変わらぬご支援を賜わりますようお願い申しあげます。

敬具
2021年11月

取締役社長
貸谷 伊知郎